
冬の間ベットから出てこなかったグリ先生が、朝出勤の支度をする私を、テーブルの上でじーっと眺めるようになりました。それはやっと先生に春が来たしるし。そう、気づくのが遅いところは、間違いなく飼い主に似ています。
毎年4月は何かと忙しく、あっと言う間にゴールデンウィークに入り、慌ただしく過ぎていきます。そして出島がいつもの静けさを取り戻すこの頃、私からお店に何か新しいものをプレゼントすることにしています。
去年、5年間共に頑張ってくれたご褒美に、友人のデザイナーに作ってもらったショップカード。この1年「このカード素敵ですね」と、たくさんの方が持って帰ってくれました。私もお気に入りのそのカードの絵を、今年は念願のシールにすることにしました。
店という生き物の寿命を考えると、1年という単位は長いのか短いのかは分かりません。でも、春夏秋冬と、また共にひとまわりしてきた同志であるList:という存在に、何かお礼をしたい。それは私にとって小さな儀式のようなもの。出来上がるまでの時間も心地よいものです。



